【DIY】初心者必見!DIYの基本・基礎知識【工具・材料・手順・作成】

DIY

DIYは昔と比べると一般的になりました。芸能人の方や動画サイトで作り方を見られるようになり、簡単に始められるようになりました。腕が上がればプロ顔負けの立派な家具が作れるようになります。

また、ホームセンターの発達で、工具や材料などもすぐ集められるようになっています。

自分で作るので材料費などを差し引いてもそれと同等の家具を買うのと比較してもかなり安く揃えられます。デザインや大きさを自由に勘考できる点もオススメです。

ここでは、DIYの基本・基礎知識を集めました。ぜひ、参考にしてみてください。

DIYとは

「DIY」とは、「Do It Yourself」の略で、直訳すると「あなた自身でそれをやりなさい」となります。

簡単に言うと、プロではない素人が行う日曜大工のことです。休みの日以外にも空いた時間を使ってやることもあり、日曜大工ではなく「DIY」と呼ぶようになりました。

DIYで使用する工具

DIYを行う上で必要となる基本的な道具と、購入するとさらに便利な道具をご紹介します。

ノコギリ

ノコギリはDIYを行う上で最も欠かせない道具のひとつです。

スピードと正確さを優先させるならば「電動丸ノコ」を使いましょう。ホームセンターにて5000円前後で購入できます。

手動の「手ノコ」を使う場合は、替刃式のものが便利です。ノコギリには両側に刃がついた和式のものと、片側に刃がついた洋式のものがあります。また、女性は刃渡りが短めのものを選ぶと使いやすいでしょう。

カナヅチ

くぎを打つ必要がある場合は当然カナヅチが必要です。初心者の方はくぎ打ちで失敗することも多いため、叩く面の反対側がくぎ抜きになっているタイプがおすすめです。

ドライバー

プラスドライバーとマイナスドライバーの両方を揃えておくのがよいでしょう。握る部分の太さも重要ですので、実際に握った感触を確認してから購入するのがおすすめです。

また、電動でネジを締められる電動ドライバーが便利です。硬い木材にネジを差し込みたいときに役立ちます。

カッター

DIYでは、日常的に使用する紙を切るための小さめのカッターではなく、段ボールや紐なども切れる大きめのものを用意する必要があります。

ペンチ

ペンチは針金を切ったり、折ったりするときに必要です。サイズもさまざまなので、自身の手にあったものを用意しましょう。

やすり

木製の棚やテーブルなどを作った際の最後の仕上げで必要になるのが紙やすり(サンドペーパー)です。削る面のざらつきの度合いは数字で表されており、粗いもの程数字が小さくなります。また、基本的に消耗品ですので多めに購入しておくとよいでしょう。

サシガネ

サシガネとは、目盛りがついたL字型の定規のようなものです。木材のサイズを図る際などに使用します。

ドライバードリル

電動でネジを回すことができるドライバーです。力の弱い方や、硬めの木材にネジを差し込みたいときなどに便利です。

サンダー

サンダーとは紙やすりによる研磨を電動で行うアイロンのような形をした工具です。広い面の研磨を行う際に重宝します。

DIYの基本的な手順

1.設計図を描く

自分の理想をイラストや図面に描き起こす。設置する場所の寸法を正確にはかり、実際にはどれくらいのものが設置できそうかを具体化していく。

何を作るか決めたら、それを設置する場所の採寸をし、幅、高さ、奥行きなどの数値を正確に設計図に書き込みます。サイズを間違えてしまうと、設置することができなくなるため、採寸はとにかく慎重に行うようにしましょう。

2.材料を選ぶ

設計図を描いたら木材や金具、ネジなどの必要な材料をリストアップし、ホームセンターなどに買いに行きましょう。材料は失敗することを見越して多めに購入しておくのがおすすめです。

3.カットする

鉛筆とサシガネを使用し木材に線を引き、カットしましょう。カットは自力でノコギリやジグソーを使用して行うのもよいですが、ホームセンターでカットしてももらうことも可能です。

4.ヤスリをかける

続いてはサンドペーパーを使用し、ヤスリをかけましょう。木材を組み立ててからだと細部にヤスリをかけるのが難しくなるため、この段階でやっておくのがおすすめです。

5.塗装

色を付けたい場合は、この段階で塗装を行います。ワックスを塗るときれいに仕上げることができます。

6.組み立て

最後にネジや金具を取り付けて、パーツ同士を組み立てていきます。キャスターやL字金具を付ける場合は、先に取り付けておくのがおすすすめです。

DIYで作れるもの

棚はDIYで作るものの定番です。作りが簡単なものなら、比較的大きなものでも作ることができるでしょう。初心者の方は本棚や小さめの収納棚などからはじめるのがよいので、100円均一で売っている材料で始めてみるのもおすすめです。

机は棚に比べて若干難易度が上がりますが、DIYの基本的なスキルだけで十分作ることが可能です。L字型にした板を壁につけるだけの「ウォールデスク」は、机の中でも難易度が低く、初心者の方にもおすすめです。

イス

イスには人の体重を支えられるだけの安定性と耐久性が求められます。作成においては最も基本的なDIYの手順の殆どを網羅しており、設計図の作成から材料の切断、ネジの留め方などの基本スキルを身につけるための練習にもなります。

DIYで失敗しないためのコツ

  • 工具にはそれぞれ正しい使い方がある。なんとなくで取り扱うと、思わぬ危険を招いたり、失敗し材料が足りなくなってしまったりする。
  • ネジを締める作業は特に失敗してしまいがちである。一見簡単そうな作業なのだが、ドライバーのサイズが合っておらずネジが入っていかなかったり、力を入れすぎたりして曲がってしまいます。焦らずゆっくり締めること、サイズの合ったドライバーを使用することに気をつけましょう。
  • 時間や周囲が気になり、作業に落ち着いて取り組めないと、思ったような仕上がりにならなかったり、焦りから危険を招いたりしてしまう。安全に、満足のいく作品を仕上げるためには作業に集中できる環境づくりがとても大切です。

DIYの魅力

  • 自分だけのオリジナルのものが作れる。
  • 簡単に始められる。
  • 技術が向上していく。
  • コスパが良い。
  • 便利な道具が豊富。
  • 新しい仲間ができる。

DIYの魅力は、なんといっても自分だけのオリジナルがつくれること。楽しみ方も様々で、初心者・中級者・上級者で楽しみ方があります。

通常、スポーツなど上達しなければ楽しくありませんが、一人で家具を作ることの新鮮さや感動を味わえるのはDIYならではの魅力です。上級者ほどの技術が無くとも現時点でできる最大限の技術を動員して作り上げた物は愛着がわいてきます。

人の手で作ったという「ぬくもり」を味わうことができ、人それぞれの楽しさを味わえるというのがDIYの魅力になります。

また、大きな家具を作るに当たっては一人でしようとすると膨大な時間がかかってしまうため、友人などと作り上げます。新しい仲間が出来る事で、共通の趣味友達が持てます。彼らと作り手ならではのアドバイスや情報交換ができるのでさらなる上達へと繋がります。

 

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