【書道】きれいな字を書くコツ・練習方法【書道の基本・習字・道具】

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自分の字が汚なくて恥ずかしい思いをしたことがありませんか?

きれいな字を書くために書道の基礎を学んでいきましょう。

きれいに書けると「カッコいい字」

パソコンやスマートフォン・タブレットの普及により、字を書く機会が激減しました。

年賀状や、ご祝儀袋など今も字を書く機会があり、「謹賀新年」や「自分の名前」などはきれいに書けるとカッコいいです。

書道の基本

正しい筆の持ち方

鉛筆のように筆を斜めにして書いてしまうと、良い線が書けません。変な癖がついてしまわないように正しい筆の持ち方を心がけましょう。

双鉤法(そうこうほう)

親指、人さし指、中指で筆を持ち、薬指を添えます。

筆にかかる指の数が多いので単鉤法よりも筆が安定します。筆を動かしやすく、力強い線を出しやすいのが特徴です。とめはね等がしっかりとしている漢字を書く時には双鉤法がおすすめです

単鉤法(たんこうほう)

鉛筆の持ち方と同様に、親指、人さし指で筆を持ち、中指を添えます。

鉛筆を持つ時のように、筆を寝かせすぎない(倒しすぎない)ように注意してください。筆を支える指が少なく指先に力が入るので、細かい字を書くのに適しています

永字八法

永字八法(えいじはっぽう)とは、書道に必要とされる基本技法8種類が、全て漢字「永」に含まれているということを指した言葉です。

書道には「とめ」「はね」「はらい」といった技法があります。その基本的な技法が『永』という一文字に含まれています。

初心者の方は、「永」の字を繰り返し練習することで、筆の運び方を身に着けられます。

書道に必要な装具

書道には以下の道具が必要になります。

  • 文鎮
  • 下敷き

良い書道筆の条件として、「四徳(尖・斉・円・健)」があります。

これは字のとおり、書道筆の穂先が尖っているかどうかという確認項目です。筆の毛の先がしっかりと尖って形づくられているなら、まとまりがよく、思ったように筆で穂先の動きをコントロールすることが可能になります。
書道筆の穂先がきめこまかく整っていて、まとまりがあるかどうかを確認する項目です。多くの毛の集まりである筆は、毛がよくまとまっていることによって、よく墨を含ませることができます。
書道筆の穂がきれいな円錐形になっているかどうかを確認します。筆の穂が円錐形になっているなら、まんべんなく墨を穂に含ませることができるようになり、なめらかな線を書けますし、力強い字を書くことができます。
書道筆の穂先にコシがあり、ほどよい弾力をもっているかどうかを確認します。コシと弾力があるなら、しなやかでスムーズな動きができるので、書道のみどころである、「とめ」・「はね」・「はらい」などの表現をしやすくなります。

以上の条件で筆を選択しましょう。

墨は、大きく分けて「油煙墨」と「松煙墨」の2種類です。

油煙墨は菜種油を燃やした煤を原材料としているので、光沢があり磨った墨の色は真っ黒です。

松煙墨は松の根や幹を燃やした煤を原材料としているので、光沢がなく磨った墨の色は青味がかっています。

硯は水をためる部分を「墨池」「海」「池」、平らな部分を「丘」「陸」「岡」「墨堂」と呼びますが、その硯で墨を磨れば、1年も経たない内に丘のコーティングが全部はがれてしまいます。

従って、墨を磨って書きたいと思っているのであれば、硯は石でできた物を買いましょう。

表面がツルツルしている紙や柔らかい紙、薄い紙、厚い紙はやめて、墨がにじみにくい紙を選ぶようにしましょう。

文鎮

軽い物は紙を十分に押さえる事ができず、文字を書く力に引っ張られて紙が動きます。これでは良い練習ができませんので、文鎮はしっかりと重さのある物を選びましょう。

鉛筆・ペンで「きれいな字」を書くコツ

鉛筆やペン硬筆できれいな字を書くためには以下のポイントを押さえましょう。

  • 机に対して正面になるように座る
  • お腹と机の間、背中と背もたれの間に拳1つ分のスペースを空ける
  • 背中を伸ばして肩の力を抜く
  • 床に両足をしっかりくっつける
  • 両腕はハの字になるように机の上に置く
  • 手首を机の上に固定させる
  • 頭は少しだけ傾ける

硬筆の持ち方は毛筆の持ち方(単鉤法)に似ています。正しい持ち方ができないと、指・手首・腕に余分な力が入ってしまい、字がうまく書けないだけでなく疲れやすくなってしまい集中力が持続しなくなります。

 

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