【ボルダリング】初心者でもわかるボルダリングの基礎【道具・服装・ルール】

スポーツ

ボルダリングは、初心者でも気軽に始められます。

しかし、「何から始めれば良いかわからない」「どんな服装をすれば良いかわからない」

そんな方に向けてボルダリングの基礎をはじめ、服装や道具をまとめました。

ボルダリングとは

ボルダリングとは、クライミングの一種で最低限の道具で岩や人口の壁面などを上るスポーツのことです。

かつては大岩壁を登るリードのトレーニングとして行われていたそうです。それを独立したスポーツとしてとらえ、難しいボルダ―に挑戦する人が現れ、今日まで発展してきました。

ボルダリングのルール

ボルダリングとは、手がかり、足がかりとなる「ホールド」と呼ばれる壁に付けられた突起物を使い、設定されたコース(課題)を登るスポーツです

ホールド

壁についたホールドと呼ばれるカラフルな石のそばに、目印になるマークがあります。

課題

同じマークのホールドだけを使って、スタート地点からゴールを目指し、ゴールのホールドを両手でさわれたらクリアです。ボルダリングでは、そのコースのことを課題と呼び、他の課題と混ざらないように、同じ数字のテープなどでスタートからゴールまで表示されています。

オブザベーション(観察)

まずは登る課題のスタートからゴールまでを確認するところから始めましょう。ボルダリングでは、事前にコースを下見することが大切です。

この行為は「オブザベーション(観察)」と呼ばれ、ゴールに至るまでの体の動かし方を考えます。

グレード(難易度)

ボルダリングのグレード(難易度)は段級位制で表します。ジムによって異なりますが、10~8級が最も易しい難易度となり、数が少なくなるにつれて難易度が上がっていきます。

ボルダリングに適した服装

ボルダリングに適した服装選びのポイントを紹介します。

Tシャツ

  • 速乾性が高い
  • 生地が柔らかく、動きやすい

Tシャツを選ぶときは、長袖のTシャツ、もしくは半袖のTシャツにアンダーウエアの着用がポイントです。長袖を着用することで壁と腕が触れた時にできる擦り傷などを防ぐことができます。女性はなるべく、前かがみになっても胸元が見えないものを選びましょう。

登っていると汗をかくので、さらっとした生地のものがおすすめです。全身を動かして様々な動作をするため、動きの邪魔をしない柔らかい素材のシャツを選びましょう。

パンツ

  • 伸縮性が高い
  • ロング丈
  • レギンスやスパッツ

足の動きを妨げない、伸縮性の高いものを選びましょう。Tシャツの選ぶポイントと同様に、ヒザを壁やホールドにぶつける可能性があるので、ロング丈のパンツを選ぶと良いです。女性の場合、ショートパンツを履く時はタイツやレギンスなどを着用するといいでしょう。

靴下

  • 薄手タイプ
  • 速乾性が高い

薄手のくるぶし丈のものを選びましょう。薄い生地の方が足裏の感覚が分かりやすいからです。

また、足にも汗をかくので速乾性に優れたものがおすすめ。ジムでボルダリング用のソックスを販売していることもあります。

ボルダリングのコツ

  • ホールドに取りつくときは、膝を深く曲げて重心を低くし腕を完全に伸ばした状態が基本姿勢になります。壁から身体を離さないように意識しましょう。
  • 腕に力を入れすぎない。「腕を休憩させて、シェイクし疲労の回復を促すこと」を“レスト”と言います。レストしながら登りましょう。
  • 足のつま先でホールドに足を置きましょう。足裏全体で乗るときよりも、体重移動やバランスが取りやすくなります。
ボルダリングは「いかに体力を温存させながら登ることができるか」がポイントです。課題が長くなればなるほど、力をセーブしながら登る必要があります。

ボルダリングの魅力

  • 仕事帰りでも通いやすい
  • シェイプアップにもおすすめ
  • ゴールした時に達成感が味わえる

ボルダリングは、クライミングの中でも自分の手と足だけを使って登るシンプルなスタイルなので、手軽に始めることができます。

やればやるほど奥深く、力だけでは登れません。身体の軽い子どもや腕力の弱い女性がスイスイ登れるなんていうこともよくあります。

壁につけられたカラフルなホールドは、形や大きさ、持ち方がすべて違います。

課題によって、使ってよいホールドの組み合わせや体の動かし方がすべて違います。この「課題」には易しいものから難しいものまで多数設定されているため、同じ傾斜の壁でも難易度を変えて挑戦できます。

頭と体を使って壁を上るスポーツなので、心身ともに健康になることができます。

 

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