「プラモデル」と聞くと子供がする遊びと思う人も多いと思います。しかし、プラモデルは子供から大人まで遊べる趣味です。
この記事では、プラモデルの魅力を伝えていきます。
プラモデルとは
プラモデルは主な部品がプラスチックで構成された工業製品です。プラモデルという言葉はプラスチックモデルの略語ですが、同時に日本プラスチックモデル工業協同組合の登録商標でもあります。
プラモデルの種類には、 キャラクターモデルとスケールモデルがあります。
キャラクターモデル
キャラクターモデルの代表格は「ガンプラ」です。ガンプラのようなアニメのロボットや宇宙線、スターウォーズなどのSF映画のメカなどが含まれます。
スケールモデル
スケールモデルは、実際に存在する飛行機や車、戦車のプラモです。 戦車や軍用機、軍艦などのミリタリーもの、車やバイクといった身近な乗り物などがメジャーです。 お城のプラモも根強い人気です。
プラモデルに使う道具
ニッパー
ニッパーは、プラモデルをランナーからパーツを取り外す際に必要な道具です。ハサミで代用する人も少なくありませんが、難易度の高いモデルになるとハサミではキレイに取り外せないことがあります。
カッターナイフ
パーツに残ったゲートの破片を切り離したり、デカールのカット等に使用します。細かい箇所の処理に使用するので、刃幅が細いものがおススメです。
ピンセット
プラモデル製作では細かなパーツを組み合わせたりシールを貼り付けたりするため、ピンセットは必須です。
指で取り扱ってしまうとパーツをうまく組み合わせられなかったり、シールの貼り付け角度が曲がってしまったりすることもあります。
プラモデル用接着剤
パーツ同士を接着するために使用します。プラモデル用接着剤は、プラモデルの材料であるスチロール樹脂を溶かす性質があり、それをプラモデルのパーツに塗ることにより接着したい部分のプラスチックが溶けてくっつく仕組みです。この為、接着したいパーツがどちらもスチロール樹脂でないとこの接着剤では接着ができません。
接着剤（ボンド）
メッキパーツなど、プラモデル用接着剤では接着できないパーツの接着に使用します。
カッターマット
パーツを切り取る際など、カッターを使う時、机を傷付けないために使用します。
プラモデルの魅力
- 忍耐力や集中力が養われる
- ボケ防止
- 達成感が味わえる
- 子供と一緒に遊べる
- 友人の幅が広がる
以上がプラモデルの魅力になります。
小さなパーツをコツコツと組み合わせ、少しずつ形にしていくプラモデル製作は、まさしく「自分との戦い」です。完成した時の達成感は他では味わえないものになります。
プラモデルは、海外でも人気で「世界一を決めるコンテスト」があるほどです。プラモデルを通じて友人ができることもあるそうです。
手先を使う細かい作業、先を考える作業とボケ防止につながるともいわれています。
プラモデル用語
パーツ
プラモデルを構成する各部品のことです。このパーツを接着剤で組み上げることにより、プラモデルが完成します。
ランナー
パーツが付いている外枠です。金型内に高熱高圧で注入されたプラスチック樹脂が通った跡です。
ゲート
ランナーとパーツの繋がっている部分です。ランナーよりも細くなっており、この場所にニッパーなどの刃を入れてパーツを切り取ります。
メッキパーツ
プラスチックのパーツにメッキをかけたパーツを指します。
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