【ガーデニング】初心者も簡単!ガーデニングの基本【花・野菜・おしゃれ】

ガーデニング

ガーデニングを始めたい!花を育ててみたい!

ガーデニングの基礎知識、初心者さんでも簡単にできるガーデニング、おすすめの花、ガーデニンググッズの紹介など、これからガーデニングを始めるために必要な情報をご紹介します。

ガーデニングとは

 

ガーデニング(Gardening)とは、「園芸、庭いじり、造園」という意味です。

園芸とは、植物を植え育てること、造園は庭を作ること。つまりガーデニングとは、植物を育てながら、庭を作ることを指します。

植物や鉢を選ぶこと、植物を植えた後に水やりをしたり肥料をあげたり花がらを摘んだりする日々のお手入れも全て含めて、ガーデニングと総称します。

ガーデニング初心者におススメの花

花名 植付時期 開花時期 特徴
キンギョソウ 赤・白・ピンク・黄色・オレンジ 3~7月
9~11月
3~6月
9~10月
開花時期が長い。
日光を好み寒さに強い。
過湿を嫌う。
マリーゴールド 黄色・オレンジ・赤・白・複色 3~6月 6~11月 春から初冬までの長期間にわたって咲き続ける。
根には害虫を撃退する働きがある。
アリッサム 白・赤・オレンジ・紫・ピンク 2~5月、9~11月 2~6月、9~10月 一年草
プランター、吊り鉢、バスケットなど容器を選ばず栽培を楽しめる。
乾燥した土で育てると花つきがよくなる。
アスチルベ 赤・ピンク・紫・白 3月
10~12月
5~9月 土質を選ばず耐寒性がある。
日陰でも育つ。
乾燥には弱い。
アジュガ 青・紫・ピンク・白 3~4月
9~11月
4~6月 耐寒性がある。
日陰でもよく育つ。
乾燥に弱い。

花苗選びのポイント

  1. 手入れが簡単な花苗を選ぶ。
  2. 花付きが良く、長く花が咲く花苗を選ぶ。
  3. 病害虫に強い花苗を選ぶ。

切り戻しや摘心(ピンチ)など、手入れをしなくても自然に分岐して増えてくれる花付きが良い品種も増えてきました。そのような花苗を選ぶと手入れが簡単です。

開花期がもともと短いすぐ枯れてしまう花苗よりは、長く咲く花苗は復活も期待できガーデニングの失敗が少なくなります。

ガーデニング初心者におススメの野菜

野菜名 植付時期 収穫時期 特徴
ミニトマト 4~6月 5~9月 肥料が少なくても育つ。
水やりを頻繁にしなくても良い。
場所を選ばない。
オクラ 4~6月 7~10月 高温に強い。
生長が速い。
トウモロコシ 4~5月 7~9月 雌雄異花。
種をまくと手を加えなくても育つ。
小松菜 3~11月 4~2月 植え付けから収穫までが約1ヶ月。
季節を問わない。
寒さに強い。
枝豆 4~6月 6~9月 暑さに強い。寒さに弱い。
あまり肥料を与えなくても育つ。

ガーデニングの基本

ガーデニング初心者のガーデニングを失敗しないための3ポイント。

  1. 日当たり良い場所で育てます。
  2. 大きめの鉢を選びます。
  3. 新しい土を用意します。

植物によっては日陰を好む場合もありますが、基本的には日当たりの良い場所で育ちます。生育旺盛な花苗を育てる場合は、直径30cm程度の鉢がおすすめです。

花は基本的に、根から水分と栄養を吸収して育ちます。栄養たっぷりの排水性の良い土は、ガーデニング初心者の方が想像している以上に重要です。

鉢への植え替え方

植物を鉢に植える時には必ず、鉢の底に鉢底ネットを敷いて鉢底の穴を塞ぎます。その上に鉢底石を1~2㎝敷いてから培養土を入れるようにします。

鉢底ネットは鉢底の穴から虫が侵入するのを防ぎ、鉢底石を敷くことで水が流れやすくなります。鉢の排水性が悪いと、根腐れの原因となります。

水のやり方

鉢植えの水やりの基本は、土の表面が乾いて白っぽくなったら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと行います。水やりが足りないと植物は枯れてしまいます。水が多過ぎても根が腐って枯れてしまいます。

庭植えの植物は鉢植え程頻繁に水やりの必要はありません。夏の高温乾燥が数日続くような時には水やりを行い、降雨が続くような季節には控えるようにしましょう。

土の選び方

植物それぞれ好みの土は違います。植物にとって土はとても重要です。庭植えにする時もやみくもに植えてしまわないで、周囲に適切な用土を入れてから植えるようにすると、よく育ちます。

市販の園芸用培養土は、ハーブ用やバラ用、野菜用などそれぞれに合ったものが用意されているので、上手に利用しましょう。

肥料のやり方

必ずしも肥料をたくさん与えたほうが植物がよく育つというわけではありません。なぜならば過肥にすると病害虫にかかりやすくなったり、株が弱ってしまったり、というデメリットもあるからです。肥料はその植物に合ったものを適切なタイミングで適量与えるのが大切です。

ガーデニングに必要な道具

花苗・野菜苗

ガーデニング初心者は種まきではなく、すでに茎葉が伸びている「苗」から育てるのがおすすめです。安いものなら200円ほどでポット苗が購入できます。ポット苗とはおもにポリエチレン素材の容器にはいって、3号サイズ(口径9cm)で売られている苗のことです。

花苗や野菜苗を選ぶときは、育てる時期とその植物の開花期や栽培期間があっているかなどを確認しましょう。

苗を選ぶときは花がよく咲いていて、つぼみがたくさんついている、葉にハリがあるものを選びましょう。葉に斑点や黒いシミがあるような苗は、病害虫がついている可能性があるので避けてください。

プランター・鉢植え

プランターや鉢植えは植物を育てる容器のことで、長方形のものから丸のもの、プラスチック製・陶器製・布製などさまざまな形・素材の種類があります。

ベランダやテラスなど、小さなスペースでも栽培でき、ハーブや野菜を選べば家庭菜園を楽しむことができます。野菜や花の苗は、直径9cm(3号)程度のポリポットと呼ばれる樹脂製の鉢に植えられています。

花苗を一株育てるのであれば、苗の号数(大きさ)より1〜2上の号数のプランターや鉢を用意しましょう。3号ポット苗なら4〜5号鉢が必要です。野菜苗を育てるなら口径60cm、深さ60cmのスタンダードと呼ばれるサイズを用意すると、あらゆる種類の野菜に対応できます。

土(培養土)

植物は一般的な庭土では育ちません。排水性と保水性があり、栄養に富んだ「培養土」という栽培専用の土で育てる必要があります。プランターやコンテナで育てる場合は、必ず培養土を用意する必要があります。

一般的な植物であれば、草花用や野菜用とパッケージに書かれたものを使えば育てることができます。これから育てる植物に合わせ、「草花用培養土」や「ハーブ用培養土」、「観葉植物用培養土」などから選んでも良いでしょう。

自宅の庭に地植えするときは、腐葉土という堆肥(土壌改良材)を入手して、植え付けのときに庭土に混ぜて使います。鉢植えの場合は土の容量が少なくなると、根詰まりを起こす可能性が高くなるので、鉢にはたっぷりの土を入れてあげましょう。

鉢底ネットと鉢底石

プランターやコンテナを使ってガーデニングをする場合、鉢底ネットと鉢底石を用意しましょう。鉢底ネットと鉢底石はセットで販売されていることも多いです。鉢底石はプランターやコンテナの底に長時間水がたまってしまうのを防ぐため、水はけをよくする意味合いで使います。

プランターやコンテナには排水用の底穴があいており、ただ土をいれただけでは、土が流れ出てしまうので、鉢底ネットはそれを防ぐために穴をふさぐよう設置します。

肥料

肥料とは、植物が成長するうえで欠かせない栄養分を補う園芸資材のことです。肥料は栄養成分の比率の違いや、効果が現れる速度の違いなどによって、あらゆる種類があります。肥料はガーデニングを始めるときにはなくても大丈夫ですが、まもなくして必要になるので、あらかじめ用意しておいたほうが良いでしょう。

草花を育てるときは「液肥」という、即効性の高い液体肥料や、遅効性のある「置き肥」がおすすめです。観葉植物や野菜には「緩効性化成肥料」という、効き目が緩やかで長期間持続する粒状肥料がおすすめです。

スコップ・移植ゴテ

植物を植えるのに絶対必要なスコップ。植える、植え替える、移植等々、植物が土に根を張り生長する生き物である以上、ガーデニングとスコップは必須のアイテムになります。

プラスチック製、ステンレス製、銅製のものが市販されていますが、安価なものがホームセンターや100円ショップで販売されています。

専用の道具を使わなくても、小型のスコップや移植ごて、使いやすいようにカットしたペットボトルや紙コップなどでも代用することができます。

小さな鉢に植え付ける際には小型の土入れがあると便利ですが、直径15cm(5号)以上の鉢を使う場合には、標準的なサイズで十分です。

ジョウロ

ガーデニングの日々の作業の中で最重要作業は水やりです。水やりにはジョウロがあった方が便利です。

ガーデニングの魅力

  • 植物が変化していく様子が見られる喜び。
  • 自分の手で庭やベランダを素敵にデザインする楽しさ。
  • 日常生活の癒しや気持ちの安らぎ。

植物は手をかければかけるほど応えてくれます。応えてくれた時、いくつもの感動と達成感を得られます。それがガーデニングの魅力です。

 

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