ご時世的にも、休日も自宅で過ごす時間が増えました。やってみたい楽器はあるけど、難しそうだったり、値段が高かったり、ハードルが高いように感じてしまいます。
新しい趣味として、楽器を始めたいという方におススメの「初心者が始めやすい楽器」をご紹介!
今まで習ったことのない人にも、演奏できるように練習方法やコツもまとめています。
ぜひ、参考にしてみてください。
初心者が始めやすい楽器
以下の初心者が始めやすい楽器を紹介します。
- ピアノ
- エレキギター
- エレキベース
- サックス
- ドラム
- ウクレレ
ピアノ
難易度 | ★☆☆☆☆ |
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価格 | 6,000円~ |
おすすめ度 | ★★★★★ |
種類 | 電子ピアノ、アコースティックピアノ、ハイブリッドピアノなど |
ピアノは楽器初心者にとくにおすすめです。
コンパクトな電子ピアノも多く、ヘッドフォンをつければいつでも練習できる、初心者向けの教則本も豊富に揃っている、ピアノを教えてくれる音楽教室や無料の動画も多いなど、入り口が広く初心者に優しいです。
また、指で鍵盤を叩くことで音が出るため、音楽初心者でも簡単に始めることができる楽器です。
楽譜を読めるようになるまでは大変かもしれませんが、音を鳴らすまでに何か月もかかる、特別なトレーニングが必要といった手間は必要ありません。
簡単な楽曲ならコピーもしやすく、かっこよく弾き語りができるようになるのも夢ではありません。
楽譜も読めるようにならなくては弾けないので、独学よりも教室に通う方が楽に学べます。
ギター
難易度 | ★★☆☆☆ |
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価格 | 10,000円~ |
おすすめ度 | ★★★★★ |
種類 | アコースティックギター、エレキギターなど |
ギターはエレキギターとアコースティックギターの2種類に分けられます。
中でも手軽に始められるとして、初心者に人気なのがアコースティックギターです。
ほとんどの楽器は教本を読んでも一人で練習することは困難ですが、ギターは独学でも十分に習得が可能です。独学で学べるということは、レッスンにお金がかからないということ。安価で始めやすいのも魅力の一つです。
ロックやポップスをよく聞く方にはエレキギターもおすすめです。
ギターを弾けるようになれば、好きな曲をコピーできたり、自分でフレーズを作って遊んだり、さまざまな楽しみ方ができます。ピアノは楽譜を読めるようになる必要がありますが、ギターの場合はコードを覚えるだけでも十分に弾けるようになります。
コードを覚えてきちんと音が出るように指の形を作れるようになるまでには少し時間がかかりますが、これさえ覚えてしまえば楽しみ方は無限にあります。
エレキギターはアコースティックギターと違い、アンプを使用し、音を増幅させて音を出します。また、エフェクターを使って独自の音作りを楽しめるのもギターの魅力です。
本体やアンプ、エフェクターなどアコースティックギターに比べるとお金がかかります。しかし、音が小さいため、深夜でも自宅で練習することができます。
また、バンドを組みたい方にもエレキギターがおすすめです。
エレキベース
難易度 | ★☆☆☆☆ |
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価格 | 15,000円~ |
おすすめ度 | ★★★★★ |
付属品 | アンプ、エフェクターなど |
複数の弦を弾く奏法ももちろんありますが、基本は単音弾きなので簡略化してしまえば手が付けやすいという意味で、ベースも比較的始めやすい楽器です。 ベースにも速弾き・スラップなどの難易度の高い弾き方はありますが、エレキギターのようにコードを押さえる必要がありません。
ただしベースも非常に奥が深く、低音域で全体のサウンドを支えているだけの楽器ではないので、突き詰めていくとかなり面白いです。
初めは簡略化された譜面を入手したり、簡単な楽曲を練習したりしながら寝れていって、ある程度弾けるようになったらエフェクターなど機材を試していくとよいでしょう。
サックス
難易度 | ★★☆☆☆ |
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価格 | 50,000円~ |
おすすめ度 | ★★★★★ |
種類 | ソプラノサックス、アルトサックス、テナーサックス、バリトンサックスなど |
管楽器の中でもとくに人気なのがサックスです。フルートなどは、息を吹き込むときにコツがいりますが、サックスにはそういった技術が必要ありません。リコーダーのように吹けるので、実は初心者でもできる簡単な管楽器となります。
演奏している姿がかっこいいのもサックスの特徴で、その姿に憧れて始めたという方も少なくありません。
ジャズやクラシックなどの音楽をよく聞く方なら、サックスを練習することで憧れの楽曲のコピーができるようになるかもしれません。
ソプラノ、アルト、テナー、バリトンと種類も豊富で、それぞれに音や大きさに違いがあるため自分にぴったりのサックスを選びましょう。
ドラム
難易度 | ★☆☆☆☆ |
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価格 | 100,000円~ |
おすすめ度 | ★★★★★ |
種類 | 電子ドラムなど |
楽譜が読めない、管楽器や弦楽器は難しい、という方におすすめなのがドラムです。打楽器なのでたたけば音が鳴るというシンプルさが魅力です。
単体でも迫力があって良いのですが、バンドを組みたいと思っている人にもおすすめです。打楽器なので、叩いて音が出るため、ストレス発散にもおすすめです。
ドラムの楽譜もありますが、ピアノなどの専門的なものよりもずっと簡単に覚えられます。
ドラムは自宅で練習しにくいというデメリットがありますが、電子ドラムなら数万円でコンパクトなものを購入できます。騒音対策さえ万全にしておけば自宅でも気軽に練習ができます。
ウクレレ
難易度 | ★☆☆☆☆ |
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価格 | 5,000円~ |
おすすめ度 | ★★★★★ |
種類 | ソプラノ、コンサート、テナーなど |
ギターよりもコンパクトで可愛らしい音を楽しめるのがウクレレです。
癒される可愛らしい音色を奏でることができます。ギターより演奏も簡単で、初心者でもすぐに覚えられるでしょう。
置き場所に困らない、弦が柔らかいので女性や力が弱い方でも疲れにくいというのも魅力の一つです。
ウクレレを始める人は増えてきており、教則本もたくさん出版されています。
数千円から始められますので、とりあえずなにか楽器を始めたい、ギターなどの高額な楽器に手を出すのは不安という方にもおすすめです。
難易度の高い楽器
- オーボエ
- ホルン
- バイオリン
- ビオラ
- チェロ
木管楽器の中ではオーボエが最も難しいといわれています。木管楽器のクラリネットやサックスはリードをマウスピースに装着し、音を鳴らします。それに対し、オーボエはリードを2枚使用して音を鳴らす、ダブルリードの楽器です。このダブルリードの楽器は基本的に難しいとされています。
カタツムリのような見た目の楽器であるホルンは圧倒的肺活量を要し、特に高音を鳴らすまでにはかなりの練習を積まなければなりません。
また、弓楽器はフレットレスなので、正しい音程を出すまで感覚を鍛えなければなりません。
難しいものも演奏することができるようになれば、達成感も人一倍大きいです。
しかし、演奏の根本の「音」自体がならないこともあり、やめてしまう方が多いです。
楽器の練習を続けるためのポイント
せっかく楽器を始めても、続かなければ意味がありません。
楽器は大きくて高額なものも多く、すぐに飽きてしまうと置き場所に困る、お金を無駄に使ってしまったということにもなりかねません。
楽器を続けるためのポイントを事前に確認しておきましょう。
楽しみながら練習する
楽器を続けるのに一番大切なことは楽しみながら練習することです。
教則本にはさまざまなトレーニングが掲載されていますが、本気でプロを目指すわけではないのであれば細かくマスターする必要はありません。
自分が必要だと思う部分からマスターしていき、好みの曲のコピーなどを優先してもいいでしょう。
友人を誘って一緒に練習したり、録音、録画した動画や音声をネットにアップして交流したり、自分が楽しいと思える方法をたくさん試してみましょう。
具体的な目標を定める
友人の結婚式で披露する、今月中に一曲コピーするなど、具体的な目標を決めると練習を続けやすいです。
音楽教室などに通っておらず一人で黙々と続けるには、ある程度目標が必要です。
目標をクリアしていくことで達成感も味わえるので、目標は具体的かつきちんと練習すればクリアできる現実的なものにしましょう。
音楽教室で教えてもらう
独学でも楽器は楽しめますが、人に教えてもらうことでより早く上達できます。誰かと一緒にがんばることでモチベーションを維持することも可能です。
音楽教室に通えば、プロの講師に教えてもらえるだけでなく他の生徒と交流できたり、自分の演奏を発表する機会があったり、楽しめるポイントがたくさんあります。
独学で続ける自信がない、練習に行き詰ったという方は、近くの音楽教室をチェックしてみてください。
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